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宇津照久先生講演会を開催します:2018年5月20日(日)

宇津照久_顔写真
熊本SJCDでは国内著名講師をお招きしての講演会を開催しています。

今回は東京SJCDの宇津照久先生(宇都宮市 宇津矯正歯科医院 院長)を講師としてお迎えし、“日本の歯科医療の中で矯正歯科のコンセプトは理解されているのだろうか?~21世紀のInterdiciplinary Treatment を成功させるために~“というタイトルでご講演いただくことになりました。
熊本SJCD会員以外でもご参加可能ですので、ぜひ歯科医師はもとより歯科技工士、歯科衛生士の皆さまも積極的にご参加下さい。

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講師:宇津照久先生

日時:2018年5月20日(日)09:30~16:30

会場:熊本県歯科医師会館ホール
熊本市中央区坪井2丁目4-15 096-343-8020

費用:歯科医師5,000円/その他3,000円
 (SJCD非会員は10,000円/8,000円)

申込:熊本S.J.C.D.事務局
熊本市東区小峯1丁目1-95 096-331-0567(fax331-0577)

定員:100名  

募集用パンフレット

<FBイベントからもお申し込みできます>




<抄録>宇津照久先生

私が歯科医師になった頃の約36年前は、補綴・修復治療のために歯列不正を矯正治療で治すという考え方は、非常に稀でした。当時は専門医の数はほんのわずかで矯正歯科自体が発展途上であったため矯正治療に対する理解不足や偏見が相当大きかったからだと思います。しかし、現在はごく一部の先進的な補綴・修復医によって矯正歯科との連携が行われるようになってきたように感じます。それでも、矯正治療のコンセプトが理解されているようには感じられません。

そこで、皆さんが矯正治療とは何かをご自分で再考し実感を持ったうえで臨床を見直していただきたい内容を挙げてみます。


  1. 矯正治療は Active treatment 後に程度の差こそあれ、全ての症例で後戻りや変化が必ず起きる。
  2. 矯正治療の結果は、担当医の力量と能力及びセンスによって相当大きな違いが起きてしまい、全く異なったものになってしまう
  3. 質の低い矯正治療の結果を補綴・修復治療で補ったり Recover しようとすると将来に渡って大きな破綻を来す原因となる。

上記の内容は矯正歯科専門医の間で共通して認識されている訳ではありません。

21世紀の今、決してチグハグな連携にならない様、心ある各科の専門医どうしが質の高い治療を行うために力を合わせて実現して行くにはどうしたらよいかを皆様と探ってみたいと考えています。

宇都宮市 宇津矯正歯科医院 宇津照久






<推薦のことば>添島正和

今回、私の盟友で矯正治療のオピニオンリーダーである宇津照久先生を熊本にお招きしてご講演いただくことになりました。宇津先生は山﨑先生の信頼も厚く、長年、東京SJCDレギュラーコース特別講師を務めておられます。

近年、矯正専門医以外のGPが手軽に難症例の矯正治療を手掛けたり、もしくは矯正専門医と連携する際に丸投げしたりするケースをよく耳にする機会があります。また、熊本県歯科医師会のニュースレターの医療苦情によると、インプラント・義歯と並び矯正治療に対するトラブルが年々増加しているのが現状です。

これらをふまえ、 “矯正専門医が考える正しい診査・診断とは何か” を参加者全員が理解することで、自ずと医療苦情の減少につながるのではないでしょうか。

お誘いあわせのうえ、多数の先生方のご参加をお待ちしています。

日本臨床歯科医学会 常任理事・指導医 熊本支部最高顧問 添島正和






 <推薦のことば>川口孝

熊本SJCDも、早いもので設立から20周年を迎える年となりました。積み重ねてきた例会数も本年度4月で198回にも及びます。そのような中でも、こと矯正治療に関して言えば、回数も少なく、会員の間でもディスカッションが白熱したという記憶に乏しいというのが正直なところです。今回、熊本SJCDでは東京SJCDレギュラーコース特別講師で、山﨑長郎先生の手がける包括的診療において、精緻な矯正治療を担当する宇津照久先生を招聘し、包括的診療にて成功するために、まずは矯正医と連携する上でのベーシックな診査・診断、コミュニケーション、実際の症例における注意点、トラブルシューティングをご講演いただき、最後に最もアドバンスな包括歯科診療の症例をご披露いただく予定です。歯科矯正治療に及び腰な一般開業医から、炎症のコントロールを担当する歯科衛生士、セットアップ模型等でコミュニケーションの軸となる歯科技工士の方まで、幅広く多くの皆様の奮ってのご参加を期待しております。

なお、前日土曜日午後には、熊本SJCD会員限定での症例検討会も企画しております。現在進行中の症例から、すでに完了し、メンテナンス中の症例まで、ご持参いただきディスカッションすることで、矯正治療の見識を高める時間を共有していただければ幸いです

日本臨床歯科医学会 熊本支部会長 川口 孝