熊本SJCD温泉合宿を開催しました(2017年6月17-18日)

今年4月に会長が川口先生代わりさまざまな新機軸が打ち出されている熊本SJCDですが、発足以来19年目にして初の企画として「温泉合宿」を開催しました。

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日時:2017年6月17日土曜日16時〜22時、6月18日日曜日9時〜12時
会場:菊南温泉ユウベルホテル
参加:23名(うち発表者18名)
発表者と演題:(発表10分、質疑5分の合計15分間)


川口 孝 Two approaches to Laterel-incisor missing
飯干光男 水平的骨欠損部位に遮断膜を用い骨造成を行った症例
山田宗敬 セメント質剥離に対して保存的に対応した症例
江藤崇文 歯周治療に取り組む
八田知之 前歯部に審美障害を有する患者に対する治療計画
三村彰吾 前歯部補綴の2症例
鮫田誠也 混合歯列期の床矯正の有効性と限界について
古田洋介 上顎前歯にサイトプラストによるGBRを行ったケースの予後
小坪義博 先人に学び、後人に伝える〜還暦を迎えて〜
田中秀幸 パラファンクションの傾向が強い患者への補綴治療
平島将臣 前歯部単独植立インプラント3症例で学んだこと
山崎公継 1歯 部分被覆冠症例 素材と窩洞の選択について
豊田正仰 臼歯部咬耗の一症例
田中あおい 歯科衛生士が着目するセメント除去
陶山新吾 生体に害を及ぼさない支台歯形成を目指して
関 喜英 酸蝕症のあるガミースマイル患者への接着修復によるMIアプローチ




<写真レポート>

<初日前半>

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↑今回の温泉合宿会場となった菊南温泉ユウベルホテル。IMG_20170617_161058

↑会員発表のスタートは新会長、川口孝先生。「Two approaches to Laterel-incisor missing」という演題で口火を切っていただきました。

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↑前半の座長は陶山新吾先生にお願いしました。限られた時間内で効率よく進行いただきました。

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↑続いては飯干光男先生。浴衣姿でのTEDスタイルを意識します、とのことで「水平的骨欠損部位に遮断膜を用い骨造成を行った症例」を発表いただきました。

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山田宗敬先生は「セメント質剥離に対して保存的に対応した症例」を発表。DSCN4867

↑続いて江藤崇文先生による「歯周治療に取り組む」。DSCN4874

↑添島最高顧問からはポイントを突いた、しかし優しさ溢れる毎回質問指摘が飛びます。DSCN4878

↑ホテルから遠くない場所で開業したばかりの八田知之先生は「前歯部に審美障害を有する患者に対する治療計画」というタイトルで発表しました。DSCN4883

↑歯科医師ばかりでなく歯科衛生士、歯科技工士も参加した温泉合宿ですDSCN4885

↑川嵜俊明前会長からも的を射た指摘が繰り返されました。DSCN4887

↑共愛歯科の三村彰吾先生の発表は「前歯部補綴の2症例」。DSCN4896

↑同じく共愛歯科の鮫田誠也先生による「混合歯列期の床矯正の有効性と限界について」を終えた時点で食事会へと移ります。




<食事会>

同じ会場にて18時から19時45分まで食事会を開催しました。多少アルコールも入ってみなさん入り乱れての臨床談義が続きました。

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↑食事会の最後に集合写真を撮影

 




<初日後半>

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↑さて気分を一新して後半へ。脱落者も出ず全員でディスカッション再開です。

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↑後半の座長は三村彰吾副会長にお願いしました。

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↑後半戦最初は古田洋介先生による「上顎前歯にサイトプラストによるGBRを行ったケースの予後」。

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↑続いて小坪義博先生による「先人に学び、後人に伝える〜還暦を迎えて〜」。遠方から日帰りでご参加いただきました。

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↑昨年入会組の田中秀幸先生は「パラファンクションの傾向が強い患者への補綴治療」。

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↑同じく昨年入会の平島将臣先生による発表は「前歯部単独植立インプラント3症例で学んだこと」。

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↑昨年入会組が続き山崎公継先生は「1歯 部分被覆冠症例 素材と窩洞の選択について」を発表いただきました。

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豊田正仰先生の発表は「臼歯部咬耗の一症例」。

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↑今回唯一歯科衛生士の発表となった田中あおいさんは「歯科衛生士が着目するセメント除去」というタイトルで中国上海市の歯科事情も含めて発表いただきました。

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↑前半で座長を務めていただいた陶山新吾先生の発表は「生体に害を及ぼさない支台歯形成を目指して」。

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↑いよいよ本合宿最後の発表は関喜英先生、「酸蝕症のあるガミースマイル患者への接着修復によるMIアプローチ」というタイトルでディスカッションしました。




 

<合宿二日目>

初日は23時前に終了、みなさん部屋で休んだり飲んだりと合宿生活を満喫していただきました。翌18日日曜日は早朝から岩風呂や朝食を楽しんでいただいたあと、朝9時から最高顧問と前会長による教育講演となりました。

 

 

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↑9時前にみなさん会場に集まり添島正和先生を囲んでSJCDの歴史を振り返ったり。

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↑9時から80分間、添島正和最高顧問による「長期経過症例から処置の妥当性を考える」というタイトルで教育講演を行っていただきました。

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↑昨日に続いて会場は熱気に包まれておりました。

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↑教育講演の後半は川嵜俊明前会長に80分間お話しいただきました。コンポジットレジンやボンディングなど細かなヒントから昨夜の会員発表を受けてのヒントを盛りだくさんご提示いただく大盤振る舞いとなりました。

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↑12時過ぎ、すべてのプログラムが無事に終了し、川口会長より挨拶をおこなって今回の合宿を締めくくりました。ご参加・発表のみなさま大変お疲れさまでした。

本企画は今後の継続も検討されています。実施の際にはぜひ積極的にご参加いただきますようよろしくお願いいたします。